2021年6月30日水曜日

鍼灸で逆子が治る。その注意点

 「逆子は鍼灸で治す方法があるよ」と言ったところ、

もっと早く知りたかったというお声を聞きました。

鍼灸師にしては当たり前すぎることなので、あえて言うほどのことでないと思っていたのです。

こちらが当たり前だと思っていることが、他の人には当たり前でないことが多いことを改めて気づかされました。


逆子の鍼灸治療を受けようかと思う方に気を付けていただきたいことがあります。

それは逆子になるたびに治療で戻さないことです。

逆子→治療→逆子→治療を繰り返してしまうと、へその緒が赤ちゃんの首に巻いてしまうことがあるからです。

逆子になったら治療していったん戻した後、逆子にならないようにケアをしてくれる治療家を選ばなくてはなりません。


ただお産に関しては本人も家族も神経質になられているので、当院は信頼関係が出来た方にしか治療をしていないことにしています。

最近不妊症や不育症が良くマスコミで取り上げられますが、最近は女性も社会的にストレスにさらされることも多いせいか、漢方的に見て身体の状態が良くない方が多いです。

そのような女性の鍼灸治療をして、流産や早産になると、すぐに鍼灸のせいにされてしまうこともあるため、信頼関係のできた方のみの妊婦さんしか治療をしていません。



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